施設一覧
小松市各所の工房や工場などで「ものづくり」の様子が実際に見ることができる『GEMBA ゲンバ』。職人の手仕事を間近で「見学」できたり、実際にレクチャーしてもらっての「体験」ができるスポットもあります。各所の条件や注意事項を確認の上、まずは予約して訪問してみましょう。
九谷焼は完成するまでに大きく分けて3工程あります
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粘土製造
原料である花坂陶石を粉砕し、
九谷焼のもととなる粘土を製造します。 -
素地作り
素地作り轆轤(ろくろ)や石膏型を用いて
作品の土台となる素地を成型していきます。 -
絵付
絵具や箔を用いて素地に丁寧に色を付け
仕上げていきます。
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九谷焼[粘土製造]谷口製土所見学1915年(大正4年)、初代・谷口岩松が花坂陶石の採石場を開発。九谷焼の原料として県内外へと出荷し、それまでの農業に代わる町の産業へと押し上げました。1951年(昭和26年)に「谷口製土所」として創業。以来、花坂陶石を主原料とした九谷焼磁器土の製造を続けています。近年では、土の特徴と職人の高い技術を生かし、九谷焼ブランド「HANASAKA」もスタート。新しいスタイルの九谷焼を提案しています。MORE
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九谷焼[粘土製造]二股製土所見学九谷焼の原材料である陶石を様々な工程を経て焼き物の磁器粘土に加工する製土工場です。
二股製土所は三代前の二股徳兵衛が京都からこの地に居を移したことが始まりとされ、1922年(大正11)頃の創業以来、仏大寺川の水資源を大切につかい、約100年に亘って九谷焼の粘土を作り続けています。MORE