宇喜多窯
喧騒から離れ、古九谷と音楽が混ざり合う九谷焼工房
昭和 23 年、石川県小松市浮柳町に生まれる。
20 歳前後、 2 代目徳田八十吉門下になり、およそ 3 年間修行を積んだ後、学校法人東京学園・東京デザイナー学院へ入学。通学の傍ら、出会った友人とともに音楽活動を行いました。
その後、小松市浮柳町に戻り絵付け職人としての活動を始め、当初は問屋からの注文を中心に絵付けを行ってきましたが、次第に作家としての創作活動も行い日本美術展覧会を始め数々の展覧会に出品。
平成 7 年、小松市浮柳町から長谷町へ移転・宇喜多窯を開きました。展覧会などに出す作品は自らの手で素地から制作し、ジャズや楽器をモチーフにした作品を多数制作しています。
九谷の基本的な絵付け技術は大前提としながらも楽器や音楽からインスパイアされた浮田氏の作品は、展覧会でも評価を受けるようになりました。
「どう洒落て見えるか」を自身のモットーとしており、時代感覚に相応する独自のデザインを生み出し続けています。